話す理由

話す理由は

聞いてもらうこと。

 

聞いてもらうってことは

話す内容を理解しもらうこと。

共感してもらうこと。

 

話しても

理解してもらえなかったり

共感してもらえないんであれば

 

話し方を変える。

 

話しても

理解して欲しくなかったり

共感して欲しくないんであれば

 

話さない方がいい。

 

 

踏んづけられても雑草のように

ちょいと前に

某管理職がセクハラをしたということで

降格処分になった。

 

たしか飲みが好きな女子社員(部下)と

よく飲みに行ってたが、その女子社員から

クレーム? がはいったとのことだ。

 

その女子社員はいまじゃ、結婚して

飲み会に子供を連れてきていた。

 

まあ、端から見れば

その管理職は良いメシヅルにされてたってことで

女子社員もおごりが目的なのか知らんが

ヨロシクやってたのが、口説かれでもしたんだろうな、と勝手に予想してる。

 

んで、今度は新入社員へのパワハラ

まぁ、先輩社員は忙しいから

新入社員の扱いが雑になるってのは

よくないことだが、よくあること。

時折、可哀想に、新入社員に対する

人格的な攻撃もよく見る。

 

飲みの席で女子社員に彼氏がいるのを聞いて厳重注意になった管理職もいたな。

 

で。

色々と禁止になったね。

 

女子社員だけでなく、男性社員に対しても彼氏や彼女がいるのを聞くな、とか。

教育において人格否定はするな、とか。

それはまあ大事なこと。

 

でも、ルール化されると

距離感がでてしまうよね。

良くも悪くも、だけど。

 

よくのんだ先輩からは

人格否定されるわ

彼女できない理由も聞かれるわ

将来の夢を否定されるわ

さんざん言われた。

 

でも、負けじと言い返して

喧嘩して、仲良くなっていったもんなんだけど。

先輩だからって、なめたこと言われたら

ガツンといやいいのに

本音で話して、互いに尊敬しあっていくものなのになあ、とも思う。

 

気の弱い人はそうはいきません。

 

まあ、そうだろうな。

気の弱い後輩が、同期に強めの指導を受けて

やめていってしまったのを見てるから

あのとき、どうして

もう少し優しくしてやれよ

と言えなかったのか、すこし後悔もしてる。

 

ただ、どこはいっても

はらすめんと、は存在する。

 

踏んづけられても雑草のように

したたかにやっていかなければ。

 

いつでもルールが守ってくれるわけじゃないってこと

覚えておかないといけないな。

 

 

 

 

時間を増やしても意味がない

帰宅してから自分の時間で
なにかを積み上げていく作業をしているか。

 

勉強だったり
副業だったり
趣味のプラモデルでもいいし
小説を書いていても良い。

 

平日にとれる時間は二時間くらいだとして
長い間続けているけれど
なかなか目標に到達しない。

 

はた、と思いつく。
二時間じゃだめだ。
三時間やろう。

 

でも、そのやり方は
きっとうまくいかないよ。

 

たとえば、週末の金曜日は少しくらい、と思いながら作業をせずにビールを飲んでいたり
面白いテレビ番組がやっていたら、作業をせずについつい見てしまったり

 

そういう時間があるのだから
まずは、毎日必ず二時間やれるように
意識を変えていく方がいい。

 

時間が足りない、と思う場合
実は、自分が時間を有効に使っていない時が
あるというのが、殆どの場合だよ。

 

少しくらい、いいよね。
今日くらい、いいよね。

 

なんていう甘い考えを捨てた上で
時間を増やすのならまだ納得がいくけれど。

何かを変えようとしているならば
まずは自分がどういうものか、しっかりと見つめなければ。

 

自分を変えなければ
時間増やしても、意味がないよ。

いつか体が動かなくなったら

命が果てるその瞬間まで
俺は仕事をしていたい。

強烈なうまい酒を飲んで楽しんでも
次の日は二日酔いで億劫だ。

のんびり昼寝をしていても
寝過ぎると具合が悪くなる。

友人や恋人と楽しい一時を過ごしても
いづれ話すことがなくなってしまう。

すてきな場所へ旅行をしても
早く家に帰りたいなと思ってしまう。

だから
命が果てるその瞬間に
酒を飲んでたり
ダラダラ休んでいたり
大事な人と一緒にいたり
どこかへ旅をしているのは
あまり、俺には合っていないように思う。

仕事がいいよ。
誰かの役に立っている。
お役御免や、引退なんてつまらない。
体を動かすのがどうしても無理になってしまうまで
意味のあるしごとをしていたい。

いつか体が動かなくなったら
仕事ができなくなったら
いや、きっとなにかできることがあるはずだ。

体が動かなくても。きっと。

人を疎ましく思ったら

ひとには二種類いて

自分の感じ方や想いを日々の主軸に置く内面世界嗜好の人と

他人との関係性や世間との付き合いに重きを置く外面世界思考の人がいると思う。

 

もちろん、多くの人は両方とも大事にしているのだけれど

時折いづれかに偏った人もいる。

 

どちらの思考についても

善し悪しなんかはない。

 

人によっては、

今日は内面世界について考え

明日は外面世界について考える。

 

いったりきたりの俺たちなのだけれど

内面世界に没頭しているときは

他社との関係が億劫になり

外面世界に没頭しているときは

生の感情を吐露されるとどうにもやりにくい。

 

そんな人間の関係性の中で

ぶつかったり、励ましあったりしながら

俺たちは生きているってことだけは

押さえておかなくては

 

この人はガサツで、人の内面にズカズカとはいってくるな、なんて思ったり

こいつは、何でそんな自分一人で折り合いをつけるべきことを俺なんかに話し始めるのだろう

なんて軋轢を産んでしまう。

 

ひとは、みんな思いこんだり、話し込んだりするものなのだから

 

それをしっかりと、理解して

内面世界に没頭している人も

外面世界に没頭している人も

等しく理解してあげなくてはいけないよ。

 

じぶんもそう。

人を疎ましく思ったら

こんなことに思いを巡らしてみると

思いのほか、何だって許せてしまうんだから。

まじめに仕事して金がない

大学の同級生と会い

収入が自分より多いとき

やはり人は

 

うらやましいな

あいつとは大差なかったのに

なんて思うものだ。

 

しまいには

転職してえな!

 

とかおもうものだ。

 

でも、東芝が現在ピンチなように

時流の流れでもって

給料は上がったり下がったりする。

自分より給料の高い奴だって

もしかしたら

下がることかあるかもしれないよ。

 

いっときの差でもって

やきもきするのは

はっきりいってあまり賢くなくて

まして、会社の給料なんてものは

日頃の努力の積み重ねで

すこしずつ増えていくものだし

自分の努力ではどうしようもないところで

大きく左右されるケースもある。

 

だから、誰かより給料が低い!と

大騒ぎするのは

すこし考えが足りないんでないかと思う。

 

でも、実際問題

給料がひくい。

努力しても、給料なんてぜんぜん上がらない。

 

と嘆いているのであれば

独立して、自分の腕一本で

生活してみるしかないんだろう。

 

給料があがるも、さがるも

自分以外に責任を負う人はいないから

まさに自分次第でどうにでもなる

世界になってくるはずだ。

 

まじめに仕事してるのに

金がない!

なんて、

 

そもそもおかしな話で。

会社組織に属している時点で

給料が高いとか低いとか

どんぐりの背比べみたいなものではないのかなあ。

 

これは金額の差を、いってるわけでなくて

本当に自分の力で得た金だ!と

いえるのかは、会社組織に属している時点で

自分の力以外のものが働いているんだから

給料が多いから威張るとか

給料が低いから卑屈になるとか

阿呆らしいんじゃないか。

 

はっきり言って

会社員の給料の多寡は

それが個人の能力によるものかなんて

わからねえんじゃないかなあ。

 

じゃあ独立だ!

ってはなしになるんだろうけれど

それはそれで

給料の多寡で大騒ぎするとか

あまいものではなくて

生きるか死ぬかって問題にも

なりかねないことだから

安易に考えられないことなんだろうなあ。

 

 

でも、まあ、金がほしけりゃ

じぶんで稼いでやるぜ!

じぶんで商売やってやるぜ!

 

くらいの気持ちでないと駄目なんだろう。

安月給でも、ぼちぼち暮らせたらいいや。

ってのが、大半だし

それ、悪いことじゃ決してないしね。

おれも大体がそんな気持ちだし。

 

なんとなく餓死しない程度に飯も食えて

ネットサーフィンで無料で

ぼんやりコンテンツみて満足して

安い酒をなめて

なんとなく過ごせている。

 

そんな居心地のよい状態からは

安易な思いでは

抜け出せるわけはないよ。

 

火薬に火をつけるような

激しい化学反応みたいなものがないと

ひとはそこに居続けようとするものだと思う。

 

 

黒炭を押し付ける

大学五年生の頃

金が無くて遊びにも行けず

というか、なけなしの金はパチンコですってしまい

酒はトリス・ウイスキーになり

飯は、米と味噌汁と沢庵になった。

 

バイトの金がでるのはまだまだ先だ。

 

暇つぶしのゲームも飽きた。

ネットサーフィンも飽きた。

 

だから、鉛筆とノートで稚拙な漫画を書いてみた。

高校時代は将来漫画家になりたいと思ってたから

なんとなく漫画を書いてみたのだが

これが、その時の心境に妙に合って

面白くてたまらない。

 

セブンイレブンで買ったノートに

あっという間に漫画ができた。

 

二冊目をかって、また、新しいストーリーを書いた。

 

青春物語。

将来が不安でつぶされそうで

彼女が欲しくて寂しくて

ギターを弾いて思いを吐露する

 

そんな主人公と友人の話ばかりを書いた。

 

 

まだ、そのノートは残っていて

時折、目を通すのだが

(律儀に何年何月にこのページを書いた、ってのを、メモっているから、なかなか面白い)

 

それをみて思うのは

あまり、成長してないんだなということ。

 

黒炭をノートに押しつけて

なにか答えを得ようとしていた

若い時代を肴に

白州を舐めている。

 

すこし、最近怠けているな、もっとがんばろうかな、なんておもいながら

週末は静かに過ぎてゆく。