認める

あの上司はここが良い
あの先輩はこれが良い

そういう会話を飲み会でする。

愚痴タイムを通り過ぎると
自然とそういう話になってくる。

見識の浅い人は
「サラリーマンの呑み会は愚痴大会だ」
なんて言う。

それは確かにその通りだ。

しかし、それを通りすぎたときは、皆自然と素直になって
素直に人の良さをほめたりだとか
自分の不甲斐なさを恥じたりだとか
そういう話になってくる。

人を素直に「認める」という時間に変わってくる。

それは、いわゆる一次会で帰ってしまう人には
わからないんだと思う。

一次会は建前で過ぎてゆくが
二次会は本音で過ぎてゆく。

いや、二次会は一次会でちょっと、調子に乗ってしまった自分を戒めるかのような
そんな時間が流れる会なのだ。

だから、きっと、おれは、飲み会の、
二次会はタクシーが帰ることになろうが
参加したいと思うのだ。

だから、こんな時間にブログをしたためているのだ。

皆がみな、謙虚に仕事について
熱い思いで言葉を交わし
互いがたがいに尊重しあって
明日につなげてゆく。

これが、脚色なき飲み会の姿なのであって
一次会は意識の表層の愚痴大会に過ぎなく
本質は第二段から始まる。

む。
同じことを二回も言ってるな。

さすがに酔っぱらったか。