卑怯であるということ。
いつもAさんがお客さんのの大事なものを借りて
別の人が大事なものを返却する。
ある日、Aさんがお客さんの大事なものを借りて
Bさんが大事なものを返却しなかった。
次の日、お客さんが大事なものが無いと騒ぎはじめ
Aさんが謝った。
でも、もちろん、返却するのはBさんだったので
Bさんは再発防止策を練ったけど
Bさんが、お客さんに謝らなかった。
これには、Aさんも困った様子。
で、Aさんは、おれの先輩だった。
『これ、Aさんが謝ったままだと、Aさんが悪いみたいに思われませんか?』
で、Bさんにそれとなく伝えた。
Bさんは『わかった』といった。
程なくして、Bさんは、お客さんに
『再発防止策を周知して二度とこのようなことがないようにします』
といった。
いや、そういうことじゃなくて
Aさんが、あんたのせいで汚名をかぶったんだから、その汚名をそそげよ!
と思った。
で、話は結局うやむや。
なんで、Aは悪くありません。俺が返却をわすれたんです。
と、言えねーんだよ!!!
管理職やめちまえ!
と、関係のない俺は非常に腹が立ってしまった。
Aさんは、『まあまあ、いいんだよ』
と言ってた。
だから、俺も腹を立てるのはやめた。
卑怯であるということ、がどういうことなのかを、改めて学んだ。