世界が光り輝いて見えるとき

ある人の愚痴を妻にはなしたあとに

ある人とお酒を飲む機会があって

ある人に別の人の愚痴を言う。

 

そんなとき、世界が光り輝いて見える。

それは何かの錯覚だろうか。

 

人間の営みというものに対しての

何か不変な事柄をかいま見たような気がする。

 

泥臭く、互いにいがみ合いながら、しかしでも助け合いながら

人間というのは醜く、必死に生きていこうとする。

 

美しくないが、光り輝いて見える。